開放感あふれる家づくり!吹き抜けのある注文住宅を建てる際の注意点

公開日:2021/05/01  最終更新日:2021/05/10

家に吹き抜けがあると天井高が高くなり、開放感のある空間を実現できます。注文住宅では自由に間取りを作れることから、吹き抜けが人気になっているようです。吹き抜けのある住宅を建てたいと思っている人もいるでしょう。そこで今回は、吹き抜けのある注文住宅を建てる際の注意点について紹介します。興味のある人は参考にしてください。

吹き抜けのある注文住宅を建てるメリット

吹き抜けを取り入れると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

高い採光性で明るい空間を実現

吹き抜けの最大のメリットといえるのが採光性の高さでしょう。吹き抜けを取り入れると高い位置の窓から太陽の光が入ってくるため、日中は照明が必要ないほどの明るさになります。そのため立地的に日当たりがよくない家でも、吹き抜けで改善できる可能性があるのです。また、吹き抜けに天窓を付けることで、夜空を楽しめるのも特徴といえるでしょう。

開放的な空間を実現

吹き抜けを取り入れることで高い採光性を実現できますが、開放的な空間も実現できます。地上から天井まで高さがあるため、圧迫感がなく開放的な空間になるのです。とくに土地が狭くスペースが限られている場合は、吹き抜けを取り入れることで家全体が広く見える効果もあります。

効率的な温熱環境を実現

一般的に、吹き抜けがある家は風通しがよいといわれています。そのため、温熱環境の効率化を実現できるのです。通常、暖かい空気は上にのぼっていきます。しかし、吹き抜けは風通しがよいため、空気が循環して温熱環境を均一に維持できるのです。

吹き抜けのある注文住宅を建てるデメリット

吹き抜けのある注文住宅を建てるデメリットを紹介しましょう。

掃除や手入れが大変

吹き抜けを取り入れるデメリットとして、掃除や手入れのしにくさが挙げられます。とくに照明器具の交換には脚立で対応できないため、足場を組む必要があったり、専門業者に依頼したりしなければなりません。また、天窓の清掃なども特殊な高所用の掃除用具が必要になるため、手入れのしにくさがデメリットとして挙げられるでしょう。

音が響く

吹き抜け部分は壁がないため、1階の音が2階に響いてしまうデメリットがあります。空間が広い分、音が伝わりやすくなってしまうため、防音対策をするとよいでしょう。さらに、音だけでなくニオイも伝わりやすくなってしまうため、ペットを飼っている家では防臭対策もあわせて行うことが大切です。

温度調整が難しい

吹き抜けは温度調整が難しいといわれます。空間が広いため、冷暖房の効きが悪くなってしまうからです。また、冷暖房の光熱費も高くなってしまうことがあります。一般的なリビングの広さの2倍の空間があるため、冷暖房効率が悪くなってしまうのです。そのため、ファンやサーキュレーターを使用して空気の流れをよくすることをおすすめします

また、夏場は天窓部分からの日差しで室温が高くなり、エアコンが効きにくくなってしまうでしょう。そこで、天窓に電動シェードなどを取り付けることによって改善できます。また、電動タイプはスイッチ式やリモコンタイプがあります。リモコンタイプであれば簡単に操作できるため、吹き抜けを検討している方は電動シェードの導入をおすすめします。

吹き抜けのある注文住宅を建てる際の注意点

それでは、次に吹き抜けのある注文住宅を建てる際の注意点について紹介します。

ニオイ対策が必要

吹き抜けは空間が広いため、上階にニオイが伝わりやすくなってしまいます。たとえば、1階にペットのトイレなどがあると、2階までニオイが伝わってしまうようです。また、1階のキッチンからのニオイも家全体に伝わってしまうため、注意してください。

対策としては換気扇を数カ所に設置して、常に換気する方法があります。また、消臭機能のある空気清浄機を数カ所に設置することで、ニオイが家全体に行き渡るのを防いでくれるでしょう。

室温の維持

室温の維持が難しいため、断熱性能を高めることをおすすめします。空間が広いため、冷暖房効率が落ちてしまい、室温を一定に保つことが難しいためです。家全体の断熱性能を高めることによって、温度変化を極限まで抑えられます。また、ファンやサーキュレーターを使用して空気を循環させることも効果的です。

照明選び

照明選びにも注意が必要です。拭き抜けの天井に照明を設置すると1階の空間までの距離が長いため、ワット数が低い照明だと暗く感じてしまいます。

また、8畳用や12畳用など記載している照明については、間取りの広さではなく空間の広さで選ばなければなりません。吹き抜けがある12畳の部屋で使用する場合、間取りに合った証明でも暗く感じてしまうことがあるでしょう。そのため、さらに明るいタイプを選ぶ必要があります。

その分消費電力も高くなり、イニシャルコストが高くなってしまいますが、一般的なシーリングライトではなく、吊り下げ式のペンダントライトなどを使用し、照明から1階の空間までの距離を短くすることで明るさを確保すると費用を抑えることに繋がります。

 

開放的で採光性の高い吹き抜けは、新築の注文住宅を建てる際に人気が高い設備です。しかし、室温の維持が難しかったり、日ごろの手入れがしにくかったりするなど、デメリットとなってしまうことがあります。設計段階で対策を練っていれば改善できるため、開放感のある吹き抜けを取り入れる際は参考にしてください。

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