老後も安心!バリアフリー住宅で高齢になっても住みやすい家づくりを

公開日:2021/04/15  最終更新日:2021/04/22

近年は老後を見越して、バリアフリー住宅を希望する人が増えています。バリアフリー住宅を建築したいと考えている人もいるでしょう。しかし、若い年代にとっては「老後どのような生活になるのか」が想像しにくいのではないでしょうか。そこで今回の記事では、バリアフリー住宅の特徴やポイントを解説します。興味のある人は参考にしてください。

バリアフリー住宅の特徴は?

バリアフリー住宅は、「赤ちゃんから高齢者まで安全に安心して快適に暮らせる家」を指します。危険や不便を感じたりする部分をなくし、快適に生活できる住宅をバリアフリー住宅と呼ぶのです。ここではバリアフリー住宅の具体的な特徴を紹介します。

バリアフリー住宅は老後が長い今の時代にピッタリ
寿命が延びるとともに、老後家で生活する時間が増えているのです。バリアフリー住宅は長い定年後の生活も、快適に暮らせます。

バリアフリー住宅は子育て世代にも優しい
「高齢者が危険と感じる部分」と「小さい子どもが危険と感じる部分」には共通点が多いです。バリアフリー住宅は、日常生活で考えられる危険を回避できます。小さい子どもが自由に歩き回っても危険が少ないので、子育て世代にもおすすめです。

体が不自由になるのは老後だけとは限らない
事故や病気で体が不自由になる可能性もゼロではありません。車いす生活になったり、寝たきりになったり、視力を失ったりというケースもあるのです。

バリアフリー住宅を作る際のポイント

バリアフリー住宅は、小さい子どもや高齢者まで生活する上でのメリットが大きいものです。バリアフリー住宅を作る際のポイントを、5つ紹介しましょう。

段差をなくす
足腰が弱くなると階段の上り下りが困難になり、車いす生活になるとちょっとした段差でも転ぶ危険があります。危険を回避するためには、フラットな床を目指すのが理想です。将来、階段を使わなくてもよいように、1階に寝室を計画するのもよいでしょう。

介助ができるスペースを確保する
廊下や通路は、車いすが通ることを想定した広さで計画しましょう。車いすの横幅は約70cmあるため、廊下の幅は85~90cmは必要です。寝室とトイレを近い位置に計画するのも、介助が楽になり効果的でしょう。

手すりを設置する
車いすを前提とした間取りでは、どのスペースも広くなりがちです。とくにトイレや廊下を広くすると、バランスを崩したときに手をつく場所がなくケガをするケースもあります。そこで、危険そうな場所には手すりを付けることを忘れてはいけません。

温度差を極力つくらない
暖かい空間と寒い空間が混在すると「ヒートショック」の危険があります。家の中の温度差が原因で、脳卒中や心筋梗塞を起こしてしまうのです。ヒートショックをなくすために、温度差を減らせる家を建てましょう。

危険かどうか?という目線で設備を選ぶ
目隠しをした状態で家中を探索してみると、家の中にある危険な物がわかるはずです。たとえば薪ストーブは暖かく雰囲気もよいのですが、安全性の面ではエアコンの方がよいでしょう。ガスコンロは火力が強く料理しやすいという声も多いのですが、IHコンロの方が危険は少ないです。危険性の観点から住宅設備を選ぶことも、バリアフリー住宅のポイントとされています。

バリアフリー住宅に関する補助金や減税制度はある?

バリアフリー住宅の補助金や減税制度については、新築の場合は受けられる物が少ないようです。しかし、制度は年度ごとに変わることもありえます。新築を検討する際は、国や地方自治体のウェブサイトもチェックしましょう。新築ではなく既存の家をバリアフリー化するのであれば、以下の制度を利用できる可能性があります。

高齢者住宅改修費用助成制度
介護保険による補助金制度です。手すりを付ける、段差をなくすなどのリフォームで、最大18万円の補助が受けられます。工事に入る前に申請が必要なので注意してください。まずは市町村の介護保険担当課やケアマネージャーに相談してみましょう。

長期優良住宅化リフォーム推進事業
「住宅の性能を上げる工事費用のうち、最大100万円(3世帯同居の場合は150万円)の補助金を受給できる」制度です。性能を上げる工事とは耐震性、断熱性を上げる工事のことを指します。耐震性、断熱性を上げる工事と一緒にバリアフリー化して、補助金を受ける流れになるでしょう。

バリアフリーリフォームの固定資産税の減額
バリアフリーリフォーム工事を行った翌年の固定資産税が軽減
されます。この制度を受けるためには費用が50万円以上、新築から10年以上経っていることなどが条件です。バリアフリー工事後、3ケ月以内に市区町村に申告する必要があるため、忘れずに行いましょう。

 

バリアフリー住宅は、さまざまな人が快適に暮らせる住宅です。ポイントをしっかりおさえて計画すると、長く生活できるバリアフリー住宅を建てられるでしょう。既存住宅をバリアフリー化する際は、補助金や減税制度もチェックしてください。

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